昨日、仕事帰りの電車で立っていたら、後ろから男性に声をかけられました。
「どうぞ、座って」と。
その男性は私より年配に見え、おじいちゃんではないけれども、
65~70歳位に見受けられ
ました。
「もうすぐ降りますから大丈夫です、ありがとうございます。」と断り続けたんだけど、
「それ読んだから」、とヘルプマークの裏側を指さし、
男性は立ったまま座られないので、好意に甘えました。
ホントに、有難かったし、心苦しくもあり、胸が熱くなりました。
私が、ヘルプマークをつけているのは、優先座席に座っている時にイヤな目で見られるのが
辛くてつけているのです。
私は先天性の心疾患で、これまでに手術を4回受け、数年後には既に入れてある人工弁の交
換手術も控えています。
身体は傷跡だらけだけど外見では健康体で『なんで優先座席に座ってんねん?』みたいな目
で見られることが辛い…
手術の輸血でC型肝炎に罹り、副作用でうつ病も抱え心も傷を負っっている身なので、
自分でもとても情けなく思うのだけれどこのようなストレスにもメンタルが沈むのです。
満員電車で立っている時に、何度もブレーキがかかり揺られるたびに吊り輪を必死に握って
ヘトヘトになり、不整脈が起こることも多々あります。
そんな時は、座りたいと思いますが…。
でも、座ってる方に席を変わってもらうのは、やはり恥ずかしくて自分の本意ではなく、
ヘルプマークを外そうか悩んだりもします。
みなさんはヘルプマークをつけた方を見たらどう行動されていますか?
私の希望は優先座席はできたら健康体の方は座らずにいて欲しいです。
そうしたら、何も悩まず座れるから。
そう思っているヘルプマークをつけた人はたくさんいると思います。
勿論、電車内が空いていたら別ですが。
優先座席空いてるかな?と電車の列に並びながらそう思うことが増えてきました。
遠慮なく座れる日が増えたらいいな…
あー歳もとったなぁ… 生まれ変わったら健康な身体でありますように願う私です。
昨日、席を譲って下さった方、本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
Comments