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還暦越えガール

終活とヴィクトリースーツ



新しい年が始まり、もう二月に突入。はや~いなぁ!

誕生日が12月なので、63歳と三ヶ月生きたことになるわけだ。


最近ふと、終活を考え始めた。

私は先天性の心疾患など病気もちなので「来世は健康で明く!」との思いから生まれ変わった場合の希望の生き方も描こうとしている。


最初に考えたのは、この世では結婚しなかったので(63歳、今さら結婚はナイナイ)来世で結婚できることを願い、棺にはウェディングドレス姿で送って欲しいと思ったけど、私の年齢では似合うはずもなく、親族にも猛反対されると思い考え直した。


そこで来世では、もっとバリバリ仕事ができる私になりたいと思った。

ならば天国にはスーツ姿でカッコよく行こうと決めた!

白装束で棺に入るのは今世の負けのままのような気がした。

そんな時、YouTubeでオーダーメイドスーツを作っている勝友美さんの動画に出会った。

彼女がつくるスーツは、人を自信に包み成功に導くとういうコンセプトから「ヴィクトリースーツ」と呼ばれているとの事。お値段を調べてみたらLADIESのスーツで一着20万円からとあった!

それでも人気があるのは彼女が、スーツ作りを通してお客様に自信を提供するとうい信念をもっているからという。クオリティだけでなくお客様と関係性を築く事を重視した接客姿勢で、生き様や夢、スーツを着る場面など、この先なりたい自分を時間かけてヒアリングすることから始めるらしい。そんな接客姿勢に後押しされるなら20万円も高い物ではないと思えた。今まで頑張って生きてきた自分への最後のプレゼントにしたい。やせ型、短足胴長、胸はAカップ そんな私の身体にもフィットする素敵なスーツを作ってくれるに違いない!


何よりも「自信」。

私が一番欲しい物だ。

幼少期から病気がちで何一つ自信なく生きてきた私だったが、対話しながらスーツを作ってもらえれば、自信を持って来世の夢を後押ししてくれそうに思える。


来世では人を励ます仕事に就きたい。

私は障害者雇用で働き始めた頃、鬱状態がひどくなり利用させてもらったがヘルパーさんはほぼ聞き役で、時折「辛かったね」とか励ましの言葉や対処のヒントを教えてくれた。

それだけでも、辛さに押しつぶされそうな心が楽になれて今までやってきた。

このような体験も来世に活かせるのなら、味わってきた辛さも無駄ではない気がする。

生まれ変わったら、「ヴィクトリースーツ」を着て、辛い思いをしている人に少しでも自信をもってもらえる仕事をしている自分を想像しながら終活をしていきたいと思った私なのであった。


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